「第69回和歌山県母親大会in海南」は、終了しました。
当日早朝まで降り続いた梅雨の雨は、参加者が集う頃には上がりました。
午前中の9分科会、午後の全体会とも、熱心な学びと交流ができました。その様子は、「わかやま母親通信126号」に掲載します。
126号(7月5日発行)には、午後の全体会の様子と午前の第8分科会の第2部 中村哲氏のドキュメンタリー映画の感想を載せています。
127号(7月5日発行)には、第8分科会の第1部 緊急報告(南紀白浜空港の「特別利用空港」指定をめぐる3人の発言)の概要と参加者の感想を載せました。
128号(9月6日発行予定)には、各分科会の様子やバザー風景などを載せる予定です。HPでも見られますので、ぜひ、読んでみてください。

母親通信 第127号

今年の和歌山県母親大会は、6月15日(日)海南市の海南市民交流センターでお会いしましょう

「核戦争の危機から子どもたちを守ろう」と歩み続けて

 

 敗戦から10年、大国の核実験が繰り返される中で、女性たちは、新しい憲法に明記された「男女平等」の条文に背中を押されて、「核戦争の危機から子どもたちを守ろう」と世界に呼びかけ、日本中に母親大会の種をまきました。 「母親」の名を冠した会には、「もう二度と戦争で子どもや家族を失いたくない」と、多くの母親たちが集いました。それは、「夫に仕え、家事と育児と介護が女の役目」として強いられてきた社会の縛りから、自らを解く行動でもありました。以来 70 年間歩み続け、平和を守る行動の中で、子ども、女性、みんなのための要求を実現してきました。

 

 2024年9月、「第69回日本母親大会in和歌山」を成功させた誇りと全国から学んだ貴重な運動を新たな力に、平和とくらしを守るために「つれもて」声を上げましょう。

 

「だまされない」「あきらめない」「立ち止まらない」で、「しなやかに」「したたかに」「しぶとく」、歩み続けましょう。

〇分科会 ①楽しく安心して学べる学校って~
~「子どもの権利条約が生きる」を考えながら~
②語り合おう!障がい児・者の生活 国・自治体の役割
③税の使い方と社会保障・物価高
④安全安心な食糧・農業の未来について話し合おう
⑤SDGs(エシカル消費)について学び、「できる」を考えよう
⑥ジェンダー平等社会の実現へ
~歴史を知る・「はて?」と気づく・声をあげる、そして、…~
⑦【健康体操】今から始めるフレイル予防
⑧【特設】1緊急報告 「戦争国家づくり」NO!
2映画視聴 「荒野に希望の灯をともす」~中村哲医師の生き様に学ぶ~
⑨【見学】鈴木屋敷と国宝 善福院釈迦堂をたずねて
〇全体会 記念講演 紀伊半島に原発設置を許さなかった住民たちのたたかい
~熊野原発反対運動の歴史と知恵~
講師 景山 佳代子 氏(神戸女学院大学総合文化学科教授 社会学者)
神戸女学院大学文学部総合文化学科教授。専攻は社会学。 大学院時代に、「週刊誌『アサヒ芸能』で赤線後の性風俗」を研究。 2015年に三重県熊野市への旅行をきっかけに熊野市の原発反対運動について研究を始める。 主著は『性・メディア・風俗』(2010)ハーベスト社、「DIY〈自分でする〉社会学』(2020)法律文化社 他。
〇参加協力券 800円(当日券もあります)
〇その他 *駐車場完備
*保育 (1家庭300円/事前申込)
*バザー(1Fロビー)
今年のちらしです。その次に、⑦⑨分科会と・保育の事前申込み用紙を載せています。ダウンロードして、お使いください。
分科会⑦ 参加申し込み用紙 分科会⑨ 参加申し込み用紙 保育申し込み書
第69回日本母親大会in和歌山&第68回和歌山県母親大会 第67回和歌山県母親大会in西牟婁 第66回和歌山県母親大会in和歌山市 第65回和歌山県母親大会 第64回和歌山県母親大会in橋本市 第63回和歌山県母親大会in日高川町 第62回和歌山県母親大会in紀の川市