第64回和歌山母親大会in橋本市 2019年6月16日 高野口小学校 産業文化会館アザレア

『幸せに生きたい 平和にくらしたい』…当たり前の願いが叶う社会をめざして、
私たち母親・女性は、歩み続けます。

地球温暖化と気候変動による深刻な災害が全国各地で発生しています。そして、混沌とした世界情勢、国内においては、これでもかといった国民軽視の強権的反動政治が続き、圧倒的多数の国民は、くらしにくい、働きにくい、生きづらい思いを募らせながら毎日を過ごしています。そうした国民の不安や不信、怒りをそらすかのように、オリンピック気分の盛り上げムードなどつくられているように思います。
でも、私たちは、現実にしっかりと目を向け、平和で人間らしく暮らせる社会を願って、幸せに生きたい 平和にくらしたいと願う多くの人たちと手をつなぎ、粘り強く母親運動を進めていきましょう。

「地域に根差した」「誰もが元気になる」母親大会を創ろう

母親大会の始まりは、1954年3月、アメリカの水爆実験による死の灰を浴びたマグロ漁船の乗組員が被曝死したことへの抗議と原水爆への反対運動からでした。
アメリカは、戦後すぐから太平洋上で水爆実験を繰り返し、その度に島々の国や多くの漁船、日本全土にも死の灰を降らせましたが、その危険な真実は何も知らされませんでした。しかし、事実を知った人々は抗議の声を挙げ、原水爆反対運動は日本全国に広がりました。中でも、新しい憲法によって初めて人としての権利を得た女性・母親たちが、その中心となったのです。街に出て初めて署名を呼びかける声も手も、緊張で震えたそうです。そこから、全国で、各県で、地域で、「生命(いのち)」を唯一のスローガンとして毎年集い、要求運動やさまざま活動を交流し励まし合って、また各地で母親運動を広げ、要求を実現し続けてきました。
和歌山県母親大会も、歴史と運動を重ね、今年64回を迎えます。母親大会の原点を大切にし、身近な運動や要求に根差しながら“今”を映し出す魅力ある母親大会を創り上げたいと思います。

○日時 2019年6月16日(日)9:30~15:50
○場所 橋本市立高野口小学校
橋本市産業文化会館アザレア
○分科会 参加しやすい、魅力的な分科会づくりを考えています。
・親子で参加できる楽しい分科会
・子ども・子育て・教育について学び話し合う分科会
・いのちとくらし・平和・民主主義に関する分科会
・障がい者・高齢者・地球温暖化など課題別分科会
・ものづくり・健康づくりを楽しむ体験分科会
・バスで行く見学分科会
○全体会 記念講演 講師 那須 正幹氏(児童文学作家)
代表作の一つ、『ズッコケ三人組』シリーズは、26年間で50冊出版されています。どなたもどこかで目にとめたことがあると思います。
作品に込めた願い、平和と民主主義への想いをお聞きしましょう。
○参加協力費 500円(*1日/午前のみ/午後のみの参加は自由です。)
○その他 駐車場…小学校グランド・会館駐車場
保育(事前申し込み)楽しいバザーも予定しています。

ちらしができました。この続きをご覧ください。

第1,2分科会のお誘いちらし、第11,12,15分科会の事前申込用紙、
保育申込用紙も掲載しています。ダウンロードして、ご利用ください。

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