第64回和歌山母親大会in橋本市 2019年6月16日 高野口小学校 産業文化会館アザレア

新型コロナウイルス感染症の流行が続く中、お元気に過ごされていますか。 8月29日(日)、和歌山市で西郷南海子さん講演の公開録画(大会本部県役員会主催)を実施し、その後、各郡市母親大会でビデオ上映する予定です。
詳細は、「わかやま母親通信」コーナーをご覧ください。

第65回和歌山県母親大会in有田川町(2021.6.20)を中止します

1月の和歌山県母親大会連絡会全県代表者会議より、今年の「in有田川町」大会について相談を重ねてきましたが、4月以降も新型コロナ感染症の感染が広がり続けています。次々と感染力の強い変異株が現れ、収束のめどが立ちそうにありません。近府県では、医療崩壊の事態が起きています。「緊急事態宣言」をした都道府県は、解除できず延長を続けています。

県大会本部役員会は、この事態を踏まえ、4月24日(土)に緊急役員会を持ちました。5月8日の県実行委員会は中止し、その実行委員会で開催の有無を決定する予定の「第65回和歌山県母親大会in有田川町」については、役員会として取り止めを判断し、各郡市母連・加盟団体へ連絡いたしました。昨年に引き続き、大変残念なことです。開催地として準備を続けてきた有田郡市の方たちは、なおの事だと思います。
(*詳しい経過は、『わかやま母親通信』の項を見てください。)

では、今後どうしていくかについて、改めて各郡市母連・加盟団体の意見や要望を集約しました。結果、最も多かったのは、「有田の意向を優先する」といった意見でした。その上で、県役員会が提起していた「2郡市合同大会」よりは、郡市別大会の方がやりやすい、といった希望でした。

他には、
*計画した「in有田川町」を秋に延期したらどうか。
*2郡市合同大会を秋にしたらどうか。
*県母連主導で和歌山市での開催は、どうか。
*講演の録画より、生講演の方が良いが…。
*今年も中止にしたらどうか。反対に、2年連続中止にせず何とかやりたい。
などの意見も寄せられました。そして、有田母連の意見は、郡市別大会にした方が、それぞれで、いい時期を選択しやすいと思う、ということでした。

これを受けて、5月15日(土)に、県大会本部役員会を開催し、議論しました。そして、今年の県大会は、次の形での開催を提案します。

2021年第65回和歌山県母親大会は、9月以降、郡市別母親大会として開催します。

今後、「in有田川町」を付けません。これからの県大会の準備として以下の通り進める。
(1)8月末に、西郷南海子さんの講演の公開録画会を開催する。

主 催
和歌山県母親大会本部役員会(和歌山市小松原通り3-20県教育会館内)
日 時
2021年8月29日(日)午後
会 場
和歌山市勤労者総合センター6F文化ホール
演 題
「ママとして人として 求めたい未来」
参加規模
180名収容の会場ですが、可能な参加者数を考えます。
(詳しくは、各郡市母連事務局へお問い合わせください。)

〇記念講演 講師 西郷(さいごう) 南海子(みなこ)さん(短大非常勤講師 市民運動家)

3人のお子さんのママです。京都大学在学中の「安保関連法に反対するママの会」の運動、教鞭をとっている短大の学生との交流、「ジェンダー問題」についてなど、お話していただきます。祖父が新宮市生まれで、祖母が今も和歌山市に在住とのことで、「ご縁のある和歌山に行けることが楽しみです」と、昨年メールをいただきました。

(2)各郡市母連で、9月~10月に、郡市母親大会を計画し、西郷さんの講演ビデオを使用して開催する。

11月13日(土)に開催が予定される「第66回日本母親大会in沖縄オンライン大会」へつなごう。

(3)郡市別母親大会について今後、個別に計画されていきますが、和歌山市母親大会については、8月29日(日)の公開録画会に合わせて開催することが決定されました。

(4)要求を出し合い、地域の地道な要求運動に、そして11月の対県交渉につなげる。

以上、7月3日(土)の和歌山県母親大会実行委員会で決定・確認されました。

講演の公開録画会のちらしを載せますので、ご覧ください。

第66回日本母親大会in沖縄オンライン大会の開催について

7月8日の日本母親大会実行委員会で、次のような内容及び予定が決定しました。

日 時
2021年11月13日(土)13:30~16:00
配信元
全国教育文化会館(東京・日本母連事務所がある場所)
*主な内容
オープニング エイサー
開会行事(リアル)
記念講演「核も基地もない平和な未来を子どもたちに」
講師 仲山 忠克さん(弁護士)
沖縄支援/川崎なつ資料室維持カンパの訴え
沖縄舞踊の映像
見学分科会コースの紹介映像
今日の運動・大会決議(リアル)・エール交換(録画映像)・・・と続きます。
各県で、希望する複数の場所でオンライン参加できます。
和歌山県としては、郡市母連ごとに会場を押さえて参加しましょう。
現在6会場の予定になっていますが、会場として8月末に正式登録します。
参加費
1人1,000円(全国7,000人以上の参加として)
ちらしは8~9月に、参加券・大会のしおりは10月頃に、お渡しします。

詳しい内容は、「わかやま母親通信」89号でお知らせします。
(7月下旬発行予定です。同時に、HP「和歌山県母親大会、」にも載せます。)

「平和」「いのち」「くらし」「平等」を大切に、つながり合いましょう

今、大勢が集まって行動したり、多くの人に働きかけをしたりすることができにくい状況ではありますが、工夫をしながら、政治の動きについての学習・地域の要求運動への参加に努めたいと考えます。

なぜなら、新型コロナ感染症の感染拡大が収まらず長期化する中で、国民の多くが、肉体的に、精神的に、経済的に、苦しい思いをしている状況なのに、その隙間を狙うかのように、政治権力を持っている人たちは、国民投票法案、デジタル関連法案、高齢者医療費2倍化法案などを国会で通過させました。これらは、今後の日本を変え日々の生活に直結する制度です。

和歌山県・市で進める「IRカジノ」問題も、コロナ対策の陰に隠れて「事業者の選定」まで進んでいます。もちろん、地域の反対運動は休むことなく頑張っていますが…。各地域でも、切実な要求やその要求運動は、休むことなく活動していることと思います。その要求運動に、できる形で参加していきましょう。→11月の対県交渉へ

粘り強く、そして柔軟に、目の前の困難な状況を切り開きながら、
私たち母親・女性は、歩み続けます

母親大会の始まりは、1954年3月、アメリカの水爆実験による死の灰を浴びたマグロ漁船の乗組員が被爆死したことへの抗議と原水爆への反対運動からでした。

アメリカは、戦後すぐから太平洋上で水爆実験を繰り返し、そのたびに島々の国や多くの漁船、日本全土にも死の灰を降らせましたが、その危険な真実は何も知らされませんでした。

しかし、事実を知った人々は抗議の声を挙げ、原水爆反対運動は日本全土に広がりました。

中でも、新しい憲法によって初めて人としての権利を得た女性・母親たちが、その中心となったのです。街に出て初めて署名を呼びかける声も手も、緊張で震えたそうです。 そこから、全国で、地域で、「生命(いのち)」を唯一のスローガンとして毎年集い、要求運動や様々な活動を交流し励まし合って、また各地で母親運動を広げ、要求を実現し続けてきました。

日本母親大会は、歴史と運動を重ねながら66回を迎え、和歌山県母親大会も、65回目を迎えます。今年も母親大会の原点を大切にし、身近な運動や要求に根ざしながら、“今”を映し出す集いにしたいと思います。

母親・女性の強みは、「粘りと柔軟さ」です。
そして、 「だまされない」「あきらめない」「立ち止まらない」の想いです。

みなさん、くれぐれも、健康にお過ごしくださいね。

今度お会いする時には、元気に、笑顔で、お会いしましょう。

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